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今回は少々趣向を変えて話を進めてみます。

題して

消費者(ポイント)還元事業のおトク効果を受けつつもキャッシュレス決済の定着に少々疑問?

・・です。


基本的に今、個人的には街へ繰り出すと

お店での飲食あるいは買いものなどの支払いを

(ネットでの商品購入を含め)

PayPay、auPAY、FamiPayほかのコード決済


あるいは

クレジットカードなどのキャッシュレス決済で

済ますことが多くなりました。


が、ただ、余計な詮索ながらも

こうした機能、しくみは今後定着するのか

いささか疑問も感じるのです。


なぜなら、今、キャッシュレス化へ

けん引役として映る『消費者還元事業』

期限付きのもの。


期間が設定されているのです。


そのため、その期間が過ぎれば

つまり、利用してもおトクにならないなら

政府が期待するような定着度には至らない

のではないでしょうか。


と思うのです。


目 次
1 消費者(ポイント)還元事業の期間
2 キャッシュレス決済、早いのか?
3 おトク感があるから・・
4 現金対応に注力と映るお店
5 まとめ

消費者(ポイント)還元事業の期間

はじめに

消費者(ポイント)還元事業・・とは

最大で5%のポイント還元

経済産業省が後押ししているものであり

こういうもの。

【キャッシュレス・ポイント還元事業】
2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、需要平準化対策として、キャッシュレス対応による生産性向上や消費者の利便性向上の観点も含め、消費税率引上げ後の9か月間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援するものです。
※ https://www.meti.go.jp/press/2019/01/20200110004/20200110004.html

つまり

消費税率を10%に引き上げたアトの9か月間は

キャッシュレス化を図った支払いをすれば

還元と名の付いた国からの奨励、支援金を

頂戴できる事業、しくみと言えるでしょう。


また

経済産業省、その関連団体において

名称、呼称はこのとおり。


『キャッシュレスポイント還元事業』

あるいは

『キャッシュレス消費者還元事業』

僕が表すとヘタクソな画になりますが、街で見かける消費者(ポイント)還元事業を表すものの一つがコレ。意識しておくとよいと思います。

さらにココで言うキャッシュレスの意味は

キャッシュレス決済を指しています。

キャッシュレス決済・・
現金を使わずに対価としての金銭を払うこと。

そこでようやくこの項で言いたいことに

到達します。


それはこの事業、期間に線が引かれている!

ということ。


事業の実施期間は短く

2019年10月1日 – 2020年6月末

となっているのです。


表現は適切ではないかもしれませんが

キャッシュレス決済でご褒美が頂けるのは

アト5か月半しかないのです。(1月14日現在)


そこで今回、疑問が沸き起こるのです。

「期間が過ぎたら、どうなるの?」

もし、このご褒美がなくなったら

多くの方々はキャッシュレス決済を続けるのか?

という点。


たとえを考えれば

支払い行為が手早く行えるものであれば

経済的な『おトク』感がなくとも

決済スピードに価値を見つけられる

とは思いますが


今あるキャッシュレス決済のすべてが

「そうだ」とは言い切れないと思うのです。

キャッシュレス決済、早いのか?

そこでキャッシュレス決済

「本当に早いのか」

これを考えてみましょう。


これまで僕自身が使ってみたものがこちら。

● クレジットカード

● デビットカード

● 電子マネー(僕はチャージ式を多用)

● スマホ決済


ですからね。

経済産業省の説明資料に上がるものは

ひととおり触れてきたということになります。


そして、これらの支払い行為に限って見れば

現金のやり取り、取り扱いよりはまず早い

と思うのです。

手間も極限化できますしね。


ただ、この場合はどうでしょう。

還元のポイント付与という行為が付くと

必ずしも早いとは言い切れない!

と思うのです。


たとえば

Tポイント選択、支払いがPayPayなら

2回スマホのスキャンが必要となりますし


セブンイレブンの場合

こちらは動きがより煩雑に映ってきます。


購入、支払い時にセブンイレブンが勧める

セブンイレブンアプリとクーポンを使うと

(内容はよいですよ、結構使っています。)


レジでのはじめは

店員さんに同アプリの会員コードを提示し

続いてクーポンも同様に示すことになります。


さらにこのアト、支払いをPayPay利用とし

消費者還元を受けるとなれば

3回スマホのスキャンが必要になるのです。


つまり、結構手間がかかるというわけ。

おトク感があるから・・

では、なぜ手間がかかっても

キャッシュレス化を図りたいかと言えば

おトクになるから・・です。


僕も基本、おトクになると聞いたので

PayPayであれば

ヤフーとの連携で汗をかいたり

ネットバンクの活用を考えたりしたわけで


おトクがなければしなかったでしょう。


なぜなら、なじんだ

今までの現金支払いの習慣を変えるのって

結構、大変なんですよ。


生活のスタイル、様式を変えるわけですから。

特に年配の方々は抵抗があるでしょう。


ですからね。

ポイントとか、クーポンとか

公的、会社企業が行うもの問わず

そうしたニンジンがぶら下がらないと

一般的に人々は接したくないと思うのです。


ところが、今、そのニンジンで

もっとも大きいと思われる公的な部分

消費者還元5%(2%)が今年6月末までしか

行われないのです。


別にこの件、今あらためて世間に知らされる

というものではありませんが


とはいえ、終了の期日が近づけば近づくほど

「やってみたい」「やってみる」

といったモチベーションは下がるでしょう。


これは想像に難くないかと。


おトクがないなら

わざわざややこしい壁を乗り越える必要性を

見出だせませんから・・ね。

現金対応に注力と映るお店

続いてはこちら

「お店にもいろいろ思惑があるのでは?」

という話です。


キャッシュレス決済も一つの時流

と捉えながらも


現金支払いを頑なに続けたい人たちはいる

と見なし

それに対応したいと考えるお店が

あるのではないか、ということ。


そこで僕が考えるその対象は

何かといえば

スーパーマーケットが該当する!

と思うのです。


たとえば

今僕が住む関東のスーパーマーケットのうち

同地域で展開する店舗が比較的多く

規模が大きいと知られたところでは


レジで計算を行ったアトは

別に用意された現金精算機と呼べる機器で

現金やり取りを行える形態も持つのです。


これって

スキャン支払いでQRコードを読み込ませる

対応よりも


「支払いはあちらです」と言って

現金支払いをいざなう動きの方が

レジの担当・係の方には早く易い行動

と思われますが、どうでしょう。


要は購入商品の計算後は現金支払機への誘導で

コトは済むと映るのです。


逆にコード決済であろうと、カードであろうと

その場合、レジの担当・係の抱える業務が

増えるわけで


それはレジで並ぶ顧客の待ち時間にも

影響すると思われ

なかなか、悩ましいものがあるのでは

ないでしょうか。

まとめ

ここまでキャッシュレス決済について

僕の経験と言いましょうか

使用感を主に表してきましたが


基本、現金支払いよりも決済時間が

短縮できるものであれば

その利便性を買われ、残るのではないか

と思います。


また

PayPayなどのコード決済に代表される

会社企業の還元努力(?)が期間限定であれ

今後もあるならば(コンビニなどで。)


それに関連した決済手段を活用したい

と考える人はいるのではないでしょうか。


つまり

公的な消費者還元5%(2%)がなくなっても

おトク感をにじませるものがあるなら

存続、継続すると思うのです。

僕の場合、コンビニでの購入に伴う支払いはPayPay、auPAYなどのコード決済を活用するつもり。なぜなら、コンビニ自体がそれを受け入れる姿勢を持ちますし、Tポイントなどの付加価値も得られる機会があると思うのです。(今までの利用を通じて)

ただ

僕が考える『現金対応に注力と映るお店』

(代表的なものはスーパーマーケット)では


公的な消費者還元5%(2%)がなくなれば

多くの方々は現金支払いに回帰するでしょう。


僕もたぶんそうします。


スキャン決済は面倒ですからね。

後に並ぶ人から余計な詮索をされるのも

イヤですし、そもそもメリットがありません。


7月以降は公的部分で何も戻らない

getできるものがないのですから。


ということで

今回は

消費者(ポイント)還元事業のおトク効果を受けつつもキャッシュレス決済の定着に少々疑問?

と題して話を取り上げてみました。


なお

これからも気になるところを追いかけ

チェックしていくつもり

よろしければ、お寄りください。


では、今回はこれで失礼します。


後記

これは以前・・

ワカランちんの奮戦記

・・と題し起こしていたブログの後継です。


『コード決済関連』

ほかに『おトク』情報を見つけては

あれこれ語っています。

もちろん、私見ベースですけど。


できる限り

お役に立ちそうなものを発信したい

と考えていますので

お寄りいただけると、大喜びします。


よろしくお願いします。